📏 既知の値を入力

📐 使用可能な単位: µV, μV, mV, V, kV, µA, μA, mA, A, kA, Ω, ohm, kΩ, MΩ

数式リファレンス

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例題

データ
電流
\(b = {\color{#6c5ce7}{2}}\)
抵抗
\(c = {\color{#6c5ce7}{6}}\)
電圧
\(a = \,?\)
公式
\[a = {b}\cdot{c}\]
解き方
1値を代入する
\[a = {\color{#6c5ce7}{2}}\cdot{\color{#6c5ce7}{6}}\]
それぞれの文字をその値に置き換えます。
2掛ける
\[a = {\color{#6c5ce7}{2}}\cdot{\color{#6c5ce7}{6}} = 12\]
\(2\cdot6 = 12\)
電圧: 12
検算

結果を使って電流を計算すると、入力した値になるはずです:

\[b = \frac{{a}}{{c}}\]
\[b = \frac{12}{6} = 2\]
2 になり、入力した値と一致します。
を計算する 電圧
各項目に入力してください。
電流 抵抗
空欄のままに
電圧
を計算する 電流
各項目に入力してください。
電圧 抵抗
空欄のままに
電流
を計算する 抵抗
各項目に入力してください。
電圧 電流
空欄のままに
抵抗

オームの法則:V = I × R

オームの法則は、回路の3つの基本量の関係を表します。部品にかかる電圧は、流れる電流と抵抗の積に等しくなります。それぞれを求める形に直すと、次の3つの式になります。

\[ V = I \times R \]

\[ I = \frac{V}{R} \]

\[ R = \frac{V}{I} \]

  • 電圧(V):単位はボルト。
  • 電流(I):単位はアンペア。1 mA = 0.001 A。
  • 抵抗(R):単位はオーム(Ω)。1 kΩ = 1,000 Ω。

計算機の使い方

  1. 電圧・電流・抵抗のうち、わかっている2つを入力します。
  2. 求めたい値の欄は空けておきます。
  3. 計算を押します。500 mA や 4.7 kΩ のように単位をつけて入力すると、自動で換算されます。

計算例

1. 6 Ω の抵抗に 12 V をかけたときの電流

\[ I = \frac{12}{6} = 2\ \text{A} \]

2. LED の電流制限抵抗

20 mA で点灯し、電圧降下が 2 V の LED を 9 V 電池で使う場合、抵抗には残りの 7 V がかかります:\( R = \frac{7}{0.02} = 350\ \Omega \)。1つ上の標準値 390 Ω を選ぶと、電流は 20 mA より少し小さくなります。

3. 抵抗にかかる電圧

220 Ω の抵抗に 0.5 A 流れるとき:\( V = 0.5 \times 220 = 110\ \text{V} \)。

4. 電気ヒーターの抵抗

100 V で 12 A 流れる電気ヒーターの抵抗は \( R = 100 \div 12 \approx 8.33\ \Omega \) です。

オームの法則と電力

V = I × R と P = V × I を組み合わせると、抵抗で熱になる電力が求められます。

\[ P = I^2 \times R = \frac{V^2}{R} \]

例:6 Ω に 2 A 流れると \( 2^2 \times 6 = 24 \) W。ワットを直接求めるには、ワット・アンペア・ボルト計算機を使ってください。

12 V のときの電流と電力

抵抗電流電力
1 Ω12 A144 W
2 Ω6 A72 W
4 Ω3 A36 W
6 Ω2 A24 W
10 Ω1.2 A14.4 W
12 Ω1 A12 W
24 Ω0.5 A6 W
47 Ω0.255 A3.06 W
100 Ω0.12 A1.44 W
1,000 Ω0.012 A0.14 W

オームの法則が必要になるのはどんな時?

💡 LED の抵抗を選ぶ

LED は電流を制限する抵抗がないとすぐに壊れます。電源電圧、LED の電圧、必要な電流から、オームの法則で抵抗値が求められます。

電子工作でいちばん多い使い方
🔌 配線とヒューズの確認

機器に流れる電流(I = V ÷ R)がわかれば、配線やヒューズが耐えられるか判断できます。

配線の過熱やヒューズ切れを防ぐ
🛠️ テスターでの故障診断

電圧と電流を測れば部品の抵抗がわかります。規定値と違えば、部品が壊れている可能性があります。

故障部品をすばやく見つける
🔥 ヒーターと発熱体

トースターや電気ケトル、ヒーターは抵抗そのものです。抵抗と電源電圧から電流が、P = V² ÷ R から消費電力がわかります。

家電の消費電力を理解する
🚗 車やバッテリーの工作

12 V の車載システムでは、ライトやアクセサリー用の抵抗、リレー、配線をオームの法則で決めます。

12 V・24 V 系統の安全な配線
📚 物理と電子工学の授業

オームの法則は最初に学ぶ回路の法則で、直列・並列回路の計算もこれが基礎になります。

すべての回路問題の基本

よくある間違い

⚠️ 単位の混同
よくある誤り: kΩ を Ω として、mA を A として計算してしまう。20 mA は 0.02 A で、20 A ではありません。
⚠️ 割り算の逆転
よくある誤り: I = V ÷ R を I = R ÷ V と書いてしまう。12 V・6 Ω なら 2 A が正しいのに 0.5 A になります。
⚠️ 全体の電圧を1つの抵抗に使う
よくある誤り: 直列回路では、各抵抗には電圧の一部しかかかりません。電源電圧で計算すると電流が大きく出ます。
⚠️ 非線形な部品に当てはめる
よくある誤り: LED、ダイオード、電球の抵抗は一定ではありません。冷えた電球の抵抗は点灯中よりずっと小さくなります。
⚠️ 抵抗の定格電力を無視する
よくある誤り: 抵抗値は合っていても、発熱に耐えられない抵抗を使ってしまう。10 Ω に 1 A なら 10 W で、0.25 W の抵抗では足りません。
⚠️ 通電中に抵抗を測る
よくある誤り: 電源が入ったままテスターの抵抗レンジで測ると、値がおかしくなり、テスターが壊れることもあります。

業界別の用途

エレクトロニクス
  • LED: 電流制限抵抗の選定
  • センサー: センサーを読むための分圧回路
  • 回路設計: プルアップ・プルダウン抵抗
電気工事
  • 配線: 電流から電線の太さを選ぶ
  • 電圧降下: 長い配線で失われる電圧(V = I × R)
  • 接地: 接地抵抗の測定
自動車
  • 照明: 12 V 系統の LED ライト用抵抗
  • 診断: センサーやインジェクターの抵抗チェック
  • アクセサリー: バッテリーから流れる電流
産業
  • 加熱: ヒーター素子の抵抗
  • モーター: 巻線抵抗の点検
  • 計装: 4–20 mA の電流ループと計測用抵抗
科学・実験
  • 材料: 導体の抵抗の測定
  • センサー: 抵抗が変化するサーミスタやひずみゲージ
  • 電池: 電池の内部抵抗
教育
  • 物理: 電気回路の入門
  • 試験: 直列・並列抵抗の問題
  • 実験: 電圧と電流の比例関係の確認
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